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「成均館スキャンダル」など時代劇ドラマのロケ地でもある全州郷校と旅行会社enjoy street、海外の観光客誘致のために提携

2023-05-22

19日、韓国のチョルラプクト(全羅北道)チョンジュ(全州)市の全州郷校で、「AGAIN!成均館スキャンダル」をテーマに観光客誘致のため、コンセプト旅行でトップの旅行会社enjoy streetがMOU(基本合意契約書)を締結した。

ドラマ「成均館スキャンダル」は2010年8月から10月からKBSで放送された朝鮮時代の教育機関である成均館を背景に若者4人の恋と友情を描いたドラマで、“朝鮮時代のキャンパスロマンス”と広報され、実際にも代表的な青春時代劇に挙げられる。

パク・ユチョン、パク・ミニョン、ソン・ジュンギ、ユ・アインが出演して放送当時に人気を博したが、当時20代中盤だった4人の出演者はその後、大きく注目されたため、それぞれにとっても代表作としてよく言及される。

「トキメキ☆成均館スキャンダル」という邦題で日本でも放送されて爆発的な人気となり、全州郷校は国内外からの観光客が1200万人以上訪れ、今も成均館スキャンダル路があるほどで、伝統家屋が並ぶ韓屋村の観光客誘致に大きく寄与した。

撮影の大部分を全州郷校でおこない、セットに使用された郷校内にあるイチョウの木はドラマファンの間でしばらく聖地巡礼の必須コースとして知られている。また韓服の美しさを世界に知らせるきっかけとなり、「冬のソナタ」以降、韓流観光において重要な作品であることから、再び海外の観光客を誘致するために企画した。

全州郷校は高麗時代(1354年)に創建された儒学の精神文化を受け継ぐ人材育成のための韓国を代表する由緒ある教育機関で、全羅北道の有形文化財に指定されており、全州韓屋村を象徴する代表的な文化財。このような環境により、韓国の多くの時代劇ドラマが撮影され、パク・ボゴム主演のドラマ「雲が描いた月明り」や、キム・ヘス主演のドラマ「シュルプ」も大部分がここで撮影された。

enjoy streetは、テーマ旅行を専門とする旅行会社で、韓流観光のブームアップのため新たな観光プログラムを継続して発表していく予定だという。

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